今回は「英語ネイティブのこどものアルファベット学習法【おうち編】」をお送りしたいと思います。
ネイティブの子ども達って、どうやってABCを教わるんだろう?
そんなふうに思ったことは思ったことはありませんか。
我が家の息子たちは3歳頃から、自宅でアルファベットを教えはじめました。
ここではカナダの先生たちのサイトを参考にして私が実践した、気軽にできるアルファベット学習法を紹介します。
小さなお子さんをもつ方の参考になればうれしいです。
アルファベット文字の読み方を歌って覚える
「きらきらほし」のメロディにのせて歌う「ABCの歌」
ネイティブの子は2~3歳で歌えるようになります。
ゆっくり静かな「ABCの歌」
アップテンポな「ABCの歌」
いろんな「ABCの歌」があるので、聞き比べてみてくださいね。
うちの子たちのお気に入りは、かわいいパンダのYouTube動画。毎日聴いてました。
一応歌詞はこんな感じ。
A-B-C-D-E-F-G(きらきらひかる)
H-I-J-K-LMNOP(おそらのほしよ)
Q-R-S-T-U-V(まばたきしては)
W-X-Y and Z(みんなをみてる )
Now I know my ABCs(きらきらひかる)
Next time won’t you sing with me?(おそらのほしよ)
「LMNOP」部分はかなり早めで、さらに最後セリフが入ります。
「もうABC分かったわ!次はあなたも一緒に歌わない?」って。
ちょっと余談ですが、日本の「ABCの歌」は世代によって違うんですね。
日本にいる妹にカナダの「ABCの歌」を歌ったら、「ちょっ、すごい早口!」と驚いてました。
アラサーの妹が学校で習った時はAからZを一文字ずつ同じテンポで歌ったそうです。(´・ェ・`*)ヘンジャナイ?
ABCの本をたくさん読もう
ABCの本はたくさんあるので本当迷ってしまいますよね。
子どもの年齢や興味に合わせて選びましょう。
A is for Apple
最初に紹介するのは、優しい色づかいのABCの本。
カナダ人ネイティブのパパママからも高評価の本です。
アルファベットの大文字が少し凹んでいるので、子どもがなぞって遊べます。
アルファベット1つにつき、英単語が2つ。
扉をめくる仕掛けに子どもはワクワクドキドキ。
Thomas’ ABC Book
うちの子どもたちがトーマスLoveだったときに読んだ本。トーマスやその仲間たちとアルファベットを学べます。
「I is for important」「O is for old-fashioned」などの不可解な単語チョイスがちらほら。もっと簡単な単語は思いつかなかったんでしょうか(・・?
正直言って、本も内容もとっても薄いです。でもトーマスってだけで、息子たちは大喜びでした(笑)
Chicka Chicka Boom Boom
外国らしいポップな表紙が目を引く『チカ チカ ブーン ブーン』
英語の小文字たちが主人公のめずしい本。
タイトルだけでなく、内容もユーモアがあって楽しい。文章がリズミカルなので、ラップ調にテンポよく読んでみて。
おしゃべりするおもちゃで遊ぼう
「子どもに本を読んでる時間がない」「英語の発音はちょっと苦手」というパパママには英語の知育玩具がおすすめです。
夢中でボタンを押して、聞こえてくる音をまねているうちに自然と英語を覚えていきます。
遊び感覚で楽しくネイティブの発音を学べるので子どもでも飽きません。
工作しながらアルファベットを覚えよう
家にある折り紙・クレヨン・えのぐなどでアルファベットを作ったり、色付けしたりします。
楽しく工作しながら、それぞれの文字の形を覚えます。
手先を器用に使うので、脳の発達にもいい影響あり。
特におすすめな素材はこむぎねんどです。
子どもってねんど大好きですよね~
コネコネしながら、楽しくABCを覚えましょう。
カナダで「こむぎねんど」と言えば、ハズブロ社のプレイ・ドー(Playdoh)。
その他の使える素材をつらつらっとご紹介↓
アルファベットパズルで遊ぼう
アルファベットのパズルは、のちのち英単語のスペル練習にも使えるのでコスパがいいです。
我が家では子ども達が3歳位の時に買いましたが、まだまだ活躍しています。
型はめパズル
マグネットパズル
アルファベットの形・大文字・小文字、さらにスペルの学習にも使える優れもの。
子どもはマグネットのピタッとくっつく感じが大好きですよね。
我が家では定番の冷蔵庫につけて遊ばせています。
食べものでアルファベット
身近にある食べものもアルファベットの練習に活用できます。
ひと通り学んだらお口にポイッ!
ホットケーキを息子たちのイニシャルの形に焼いたら、めちゃくちゃ喜んでました。
比較的扱いやすく、汚れにくい食品↓
- マカロニ
- スパゲッティー
- シリアル
- ボウロ
- クッキー
- ホットケーキ
自分で書いてみよう!
最後は自分で書いて練習します。
ひらがなやカタカナを学ぶのと同じですね。
とは言っても、いきなりフリーハンドで書くのは難しいので、「なぞる」練習から。
ネットにアルファベット練習シートが無料配布されているので、それを活用してもいいと思います。
うちでは繰り返し練習できるように、消せるマーカー付きのワークブックを購入。
あと、慣れてきたらお絵かきボードでも練習しました。
水だけでアルファベットを練習できるボード。
まとめ
今回は自宅でできるアルファベットの読み方・書き方の学習方法をご紹介しました。
堅苦しいお勉強ではなく、親も子どもと一緒に楽しみながらアルファベットに慣れていくのがコツです。
小学校でもアルファベットの読み書きは教わると思うので、最初はゆるーく遊びながら学びましょう。

