前回の英語ネイティブの子どものアルファベット学習法【おうち編】のつづきです。
この記事では、カナダのネイティブの子どもが小学校でどのようにアルファベットを習っているか紹介します。
キンダーガーテン生の息子たちが持ち帰ってくる教材を中心にお届けします。
ちなみにバンクーバー市内にある公立小学校の授業内容です。
英語学習の参考になればうれしいです。
アルファベットをなぞり書き練習
ひらがな・カタカナ同様、ネイティブの子どもも最初は文字をなぞって練習します。
「なぞる」は英語の動詞で『Trace』、「なぞり書き練習」は『Tracing Practice』といいます。
▽“F”の大文字と小文字のワークシート
▽これは小文字だけのワークシート
私の印象では、大文字よりも小文字の練習量が若干多いです。
うちの子たち場合、「p」と「q」と「g」、「b」と「d」がごっちゃになるみたい。
あと「s」や「r」の鏡文字もたまに書いています。
小文字の方が多分覚えにくいのでしょうね。
▽長男が宿題をやっているところ
アルファベットを問題形式で楽しく学習
日本のように決まった教科書はないので、学習教材は先生によってさまざま。
生徒たちが飽きないよう先生たちはいろいろな教材を活用しています。
▽長男の“a”のワークシートです
2→なぞる
3→虹色にする(5色使う)
4→教室で”a”を見つける(3つ)
5→子音なら青、母音なら赤に塗る
6→自分で書く
7→”a”を見つける
8→”a”のスタンプを押す
9→文章を読んで、”a”に〇をつける
なかなか楽しそうなワークシートだと思うのは、私だけかな。
▽次男のアルファベット練習ノートの”C/c”。ネコがかわいい。
・”C”と “c”を見つける
・”C”のスタンプを押す
・虹色で書く
・シールをはる
▽長男の“g”のワークシート
最後は”Gg”で始まる単語に色をぬる問題なのですが、長男は全部の絵に色ぬってしまいました。間違えてます(笑)
正解は青い丸で囲った絵です!
まとめ
今回はカナダの小学校でのアルファベットの学習方法をお送りしました。
ひたすらノートにアルファベットに書いて練習するのかと思ってましたが、イラストがいっぱいのワークシートで楽しみながら覚えていくようです。
詰め込み勉強でなく、遊び要素も取り入れているのがカナダらしいですね。

