先日置き配の盗難に遭ってしまいました。
あーもう、悔しい。
うちのご近所は、昔から住んでる高齢者世帯が多く、治安も比較的良いとこです。
なので、盗難対策は全くしてませんでした。
そんなわけで今回は置き配の盗難にあったわたしの反省点と今後の対策についてまとめました。
今回の反省点3つ
やっておきたい・知っておきたい置き配盗難対策
トラブルは突然に
3月23日にOld Navy(Gapの姉妹ブランド)で洋服をネット注文。
数日後、商品発送メールが来て、配達予定日は4月7日とのこと。ここまではいつも通りでした。
配達予定日を1週間過ぎても荷物は現れず。荷物追跡番号(Traking number)でUPSの配達状況を調べると…
あれ?4月7日に配達済みとなっております。13:08に玄関ドア前に置いたそうです。でも私も主人も見てません。
ここでやっと配達遅延ではなく、荷物を盗まれたのかもと思い始めました。
買ったのは子どものTシャツと主人のスウェットパンツ、金額は約80ドル(6400円ほど)でした。
ショップの対応
まずは購入元であるOld Navyに連絡を取りました。
結論から言うと、Old Navyが全額補償してくださいました。ありがとうございます!
北米の会社(特にアメリカ企業)は商品の返品・交換にはとても寛容なのは有名ですよね。
ただ、今回は盗難なのでOld Navy(というか親会社のGap)が対応してくれるか不明でした。でも最初に問い合わせて大正解。
カスタマーサービスの女性もすごく丁寧で優しかったです。盗難の証拠やポリスレポートについては全く聞かれませんでした。
ちなみにOld Navyでは商品の盗難や紛失の場合、
商品代金を返金する
のどちらかをお客さんが選べます。ただし、再配送は商品在庫がある場合のみ可能。私が注文した商品は1つを除いて全て品切れだったので、返金を選びました。
電話でカスタマーサービスに問い合わせた翌日には、クレジットカードで支払った分が返金され、6日後にはギフトカードを利用した分と同額のギフトカードが送られてきました。
なぜわざわざギフトカードを郵送するのかは謎です。メールではダメなのかな。
かくして米企業らしい太っ腹なショップのおかげで、今回の盗難による損害はゼロとなりました。(精神的ダメージは別として)
ひとつ気になったのは、本当に簡単に返金してくれたこと。これを悪用する人たちが絶対いるだろうなとちょっと心配になりました。
今回の反省点3つ
私が気を付ければよかったと思う点を書きます。
その1| 配送状況を確認していなかった
日本と同様、カナダでも商品が発送されると、お店からたいてい発送メールが届きます。これには荷物追跡番号・発送商品・配達予定日・宅配業者などが書かれています。
私はいつもならちゃんと配送状況を確認して、配達予定日にはできるだけ家にいるようにしています。
ですが、最近は新型コロナによるソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)で、毎日家にいる状態だったので、「受け取り損ねるわけない」と全然チェックしてませんでした。
在宅かどうかに関わらず、商品を注文したら配送状況をこまめに確認するのが大事ですね。
その2| 宅配業者に配達指示をしてなかった
実は私はUPSに配達オプションがあるのを知りませんでした。
今回盗難に遭ってから、いろいろと調べて見つけたのが「UPS My Choice」なる無料サービス。「こんなのあったんだ…」と愕然(がくぜん)としました。
荷物を受け取るために、仕事を途中で抜け出したり、予定を変更したり、自宅で待っていたりする必要はもうありません。 UPS My Choice®では、お客様のご自宅への配達をどのように、どこへ、またいつお届けするのかをお客様のご都合に合わせてご自身が決められます。
UPS My Choiceページ
他の宅配業者も様ざまサービスを提供しています。無料なのでぜひ登録してみてください。
その3| ビデオドアベルの充電を忘れていた
スマホから訪問者を確認したり、会話もできるビデオドアベル。
我が家は防犯のために2年前に設置しました。でも、気付くと充電が切れてて、ただのお飾り状態。今回も充電切れで、犯人をとらえることはできませんでした。(設置した意味ない…)
ビデオドアベルの映像が犯人逮捕の手掛かりになるかもしれないので、これからはきちんと充電しようと思います。
▽見た目は違うけど、うちのは機能的にこれと同じ。
やっておきたい・知っておきたい置き配盗難対策

届いた荷物を隠す
玄関前にポツンと置かれた荷物は泥棒にとっては格好のターゲット(←うちのことです)。
なので、宅配の荷物を人目につかないようにするのが盗難防止の第一歩です。
- 宅配ボックスを設置する
- 置き配場所を指定する
宅配ボックス設置
丈夫なスチール製、折りたたみ式、吊り下げバッグなどいろいろなタイプがありますね。
家の周りのスペースや使用頻度に合わせて選びましょう。
私も宅配ボックスの購入を検討したことがありますが、結局やめました。理由は、
1. サイズが大きすぎて邪魔になりそうだから。
2. 宅配ボックスを有効活用できるほどネットショッピングしないから。
逆に、毎日のようにネットショッピングする人にとっては必須アイテムだと思います。
置き配場所を指定
上でも書きましたが、まずは宅配業者のサイトに無料登録しましょう。
希望の置き配場所を指定しておけば、あとは配達員さんがそこへ荷物を置いていってくれます。
自宅以外へ送る
あなた自身、あるいはあなたが信頼する人が直接荷物を受け取れるなら、これ以上安心なことはありません。置き配をしなければ、盗難リスクも激減します。
ただし、自宅以外へ送ると、持ち帰るのが大変という難点があります。
- 店舗で受け取る
- 宅配営業所・宅配ロッカー・コンビニで受け取る
- 近くに住む家族や友人へ送る
- 自分の勤務先へ送る
店舗で受け取る
北米では多くの小売店が「ネットで注文、お店で受け取り」サービスを提供しています。
荷物を店舗受け取りを選ぶと、送料・手数料が安くなったり、送料無料になったりするメリットがあります。また、商品在庫があれば、当日受け取りできる場合も。
ただし、店舗が遠い、営業時間が自分のスケジュールと合わないなどのデメリットもあるので注意しましょう。
宅配営業所・宅配ロッカー・コンビニで受け取る
日本だとコンビニ受取が一番便利かもしれません。コンビニ多いですからねー。
カナダだと宅配営業所か宅配ロッカーがベターです。利用するかどうかはロケーション次第でしょうか。
家族や友人へ送る
近所に住む家族や友人に受け取ってもらうのもひとつの手です。
事前に相手に配達予定日を教えるのを忘れずに。
勤務先へ送る
雇用主の了解がとれるなら、自分の会社へ送ってしまうのもあり。
その他の工夫
- 荷物追跡サービスを利用する
- 防犯カメラ・ビデオドアホンを設置する
荷物追跡サービスと利用する
「お問い合わせ番号」を使って、インターネットやアプリから荷物の配達状況をリアルタイムで確認できます。
外出中に配達が完了したら、なるべく早く帰宅して、荷物を取り込みましょう。
配達済みなのに荷物が届いていないことがわかったら、早めに各関係者へ連絡を。
防犯カメラ・ビデオドアホンを設置する
防犯カメラやビデオドアホンがあると知ると、人は犯罪を犯そうとしないそうです。それは、犯行映像から自分が特定されて、捕まる可能性があることを知っているから。
ビデオドアホンは防犯だけでなく、不在中の来客を確認するのにも最適です。ただし、充電切れには気付けましょう。
まとめ
ネットショッピング人気に比例して、宅配荷物の盗難は今後も増えていくでしょう。
せっかく買った商品を盗まれないためにしっかり対策をとることが重要です。
- 宅配ボックスを設置する
- 置き配場所を指定する
- 店舗で受け取る
- 宅配営業所・宅配ロッカー・コンビニで受け取る
- 近くに住む家族や友人へ送る
- 自分の勤務先へ送る
- 荷物追跡サービスを利用する
- 防犯カメラ・ビデオドアホンを設置する
荷物の盗難で困っている方、絶対に荷物の盗難に遭いたくない方、ぜひ参考にしてください。