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【読書レビュー】『自分でできる子に育つほめ方 叱り方』から学んだ子育てのヒント3選

今回の記事では、「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 (島村華子著)」の読書レビューをお送りします。

子育てしていると本当にイライラすること多いですよね。

チコ

うちの双子は私が優しい口調で話しかけてるうちは「まだ余裕あり」と判断して、完全に無視してきます。

お出かけ前や寝る前にダラダラもたもたされると、声を荒げてしまうこともしばしば涙。

「最近子どもたちを叱ってばかりでイヤになる…でもどうしたら?」と悩んでいた時にAmazonで見つけたのが今回紹介する本です。

本書は具体例が多くとても分かりやすいです。日常生活ですぐに実践できることばかり。

イラストや図解が豊富なので、スイスイ読めてしまいます。

というわけで、今回は「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」のレビューを書いていきます。

著者プロフィール

本書の著者である島村華子さんの経歴をご紹介します。

オックスフォード大学修士・博士課程修了(児童発達学)。モンテッソーリ&レッジョ・エミリア教育研究者。上智大学卒業後、カナダのバンクーバーに渡りモンテッソーリ国際協会(AMI)の教員資格免許を取得。

カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学にて児童発達学の修士、博士課程修了。

現在はカナダの大学にて幼児教育の教員養成に関わる。専門分野は動機理論、実行機能、社会性と情動の学習、幼児教育の質評価、モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育法。

引用:「BOOK」データベース

チコ

島村さんはバンクーバーでモンテッソーリ教育を勉強されたんですね。

本書の概要

mom and children

第1章 親の声かけ次第で、子どもは変わる

  • 「条件付き子育て」の怖いデメリット
  • 「無条件子育て」をするための5つの条件

第2章 自分でできる子に育つほめ方

  • 安易なほめ方が子どもに与える悪影響と3種類のほめ方
  • ほめるときの3つのポイント

第3章 自分でできる子に育つ叱り方

  • 罰を与える叱り方がNGな4つの理由
  • 褒美と罰、2つの落とし穴
  • 上手な叱り方の4つのポイント

第4章 子どもとつながる聞く習慣

  • 子どもがのびのび育つアクティブ・リスニング(傾聴)
  • アクティブ・リスニング4つのポイント

第5章 こんなとき、どうすればいい?Q&A

  • 身近な子育ての6つの疑問に回答

おわりに

  • 無理しない子育てを!

本書で学んだ子育てのヒント3選

ヒント① 条件付き子育てから無条件子育てへ

「〇〇してくれたら、△△する(あげる)」という表現は、子どもに何かして欲しい時に言いがちですよね。

本書によるとこれは「条件付きの接し方(条件付き子育て)」でやってはいけない接し方。

親の言いつけ通りにしたらごほうび(親からの愛情)を与えて、子たちの行動をコントロールする子育てだそうです。

一方、子どもの行動の良し悪しに関係なく愛情を注いで、子どもの気持ちに寄り添うのが「無条件の接し方(無条件子育て)」

子どもの考え方や行動の理由をよく理解して、親の希望や欲求を押し付けない子育てです。

無条件に愛されていると子どもに感じてもらうために、条件付きの接し方は卒業することが大事ですね。

読後に実践したこと

例えば、寝る時間になっても子どもがパジャマに着替えない時は、

  • お母さんと一緒にパジャマに着替えよう [提案]
  • 明日の朝起きるの大変だから、もう寝ようね [理由説明]
  • 自分でパジャマ着てくれると、お母さんうれしいな[わたしメッセージ]

子どもたちが自主的に考えて行動するよう、上から目線の表現をしないよう心がけています。

まださっさと着替えてくれないこともありますが、大声で「早く着替えなさい!!」と叱るのは封印しました。

 

ヒント②「おざなりほめ」「人中心ほめ」をやめて「プロセスほめ」

本書では3種類のほめ方が紹介されています。

おざなりほめ(perfunctory)


どういうところがどういうふうによかったのか具体性に欠ける、中身のない表面的なのが「おざなりほめ」

例:「すごいね!」「上手!」

人中心ほめ (person focus)


性格(優しさ・気遣いなど)・能力(頭の良さ足の速さなど)・外見(顔・体形など)といった、表面上の特徴を中心にほめる「人中心ほめ」

例:「優しいね」「頭がいいね」「かわいいね」

プロセスほめ (process focus)

努力·過程 試行錯誤した手順を中心にほめる「プロセスほめ」

例:「頑張って最後までやりきったね」「失敗してもあきらめなかったね」「いろんな方法を試したね」

「上手だね」「優しいね」の何がダメなの?

チコ

著者によると「おざなりほめ」や「人中心ほめ」は、子どもに不安やプレッシャーを与えたり、モチベーション低下させたりすんだって。

私はそれまで「すごい」「上手」は子どもへの2大ほめ言葉くらいに思ってました。

読後に実践したこと

子どもたちの言動をほめる時は、できるだけ具体的に、そしてシンプルに

もし息子たちが自分でおもちゃを全部片付けられたら、

「小さいおもちゃも忘れずに片せたね」

「ひとつひとつ丁寧にしまってたね」

といった感じで。

不必要にたくさんほめるのは逆効果なのだそうです。(これは何となく分かりますね)

 

ヒント③ アクティブ·リスニングで会話のキャッチボール

sitting kids

アクティブ·リスニングとは子どもに100%注意を傾けて聞くことです。

アクティブ·リスニングのいちばんの長所は、「自分の話を批判されず、理解してもらえている」という安心感をもたせられるため、言い訳をしたり、駆け引きをしたりすることなく、子どともが自分自身を振り返り、自ら解決策を考える機会をもてることです。
『第4章 子どもとつながる聞く習慣』より引用

 

大人は余計な口を挟まず、ひたすら聞き役に徹します。

親の意見·アドバイス·批判などは一切口にしてはいけません。

読後に実践したこと

本書で紹介されているアクティブ·リスニングのテクニックを子どもとの会話に取り入れました。

ある日の学校からの帰り道。次男との会話はこんな感じでした。

私 :あれ、かさ曲がってるけどどうしたの?

次男:(クラスの) Aちゃんがやったの。

私 :Aちゃんがやったのね。(反復) Aちゃんとケンカしたの?(明確化)

次男:うん。休み時間にAちゃんが「次男くんより私のほうが強いわよ」って言ってきたから僕頭にきちゃった。

母 :Aちゃんに負けたくないって思ったんだね。(言い換え)

次男:Aちゃんって意地悪なんだよ。

母 :そっかAちゃんに嫌なこと言われて、かさでケンカしちゃったのね。(要約) 誰もケガしなかった?

次男:うん、大丈夫。

母 :みんな大丈夫だったのね。(反復) お父さんもお母さんもケガが心配だから、かさでケンカはしないでくれるかな?

次男:うん。

ケンカ自体よりかさを武器にしたことが気になったので、最後は親の気持ちを伝えました。

 

ほかの読者の反応は?

 

まとめ

今回は「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」についてお送りしました。

最後に本書のポイントをおさらいします。

本書では自分でできる子を育てるためのほめ方叱り方のポイントが多数紹介されています。

でも全てを実践する必要はありません。著者も最後に言っていますが、全部完璧にできなくていいんです。

たどたどしくても子どもの気持ちに寄り添い、理解しようとする姿勢が大事なんだと思います。

子育てが上手くいかないと悩んでいる方は必読の1冊です。

Audibleで本書を聴く/

 

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