1.為替動向を確認する
2.為替アラートを活用する
3.為替レート保証の適用期間内に入金する
為替動向を確認する
海外送金が必要になったら為替レートをこまめにチェックしましょう。
私がいつもお世話になっているのはTradingViewです。試しにカナダドル/日本円の過去5年間の週足チャートを見てみましょう。
週足チャートでは棒1本が1週間を表します。

2020年2月下旬に1ドル=約85円を付けてから、一気に10円以上も円高が進みました。これは新型コロナウイルス感染拡大が引き金でした。
ここで注目したいのは、カナダドルの場合、過去2回とも1ドル=74~75円辺りで下げ止まっていることです。(もちろん今後どうなるかは分かりません)
私の感覚では、1ドル=80円を切ったら円高気味、1ドル=75円以下はかなりの円高、海外送金の絶好のタイミングです。
自分の住む国の通貨が、過去に日本円に対してどんな動きをしたのかサラッと見ておくといいです。今の為替レートが有利なのか、不利なのか判断しやすくなります。
新型コロナウイルスによる円高メカニズムを知りたい方はNHK記事が参考になるので、気になる方はどうぞ。
参考サイト:NHKビジネスニュース 新型コロナウイルス感染拡大で なぜ円高ドル安に?
今さらですが、「円高・円安」についてちょっとだけ。分かっている方はスルーして下さい。
円安とはドルやユーロなどの外貨に対して円の価値が下がることです。その反対に、円高は外貨に対して円の価値が上がることをいいます。

「よく分からない」という方は、1ドル=〇〇円の〇〇の値が大きいほど円安、小さいほど円高と覚えておきましょう。
それと合わせて、海外送金するなら円高・円安どちらがいいかもう一度おさらい。
日本円を海外へ送金する→円高が有利
海外から日本へ送金する→円安が有利
為替アラートを活用する
特定の為替レートで海外送金するなら、為替アラートは必須ツール。
あらかじめ自分が海外送金を行いたい為替レートを設定しておくと、その水準を上回る(あるいは下回る)タイミングでメールで教えてくれます。
・あおぞら銀行
・イオン銀行
・じぶん銀行
・新生銀行
・住信SBIネット銀行
・三井住友信託銀行
・三菱UFJ銀行
・楽天銀行
その銀行に口座を持っている人向けのサービスです。
詳しい利用条件などはそれぞれの銀行のウェブサイトで要確認。
上の銀行に口座がなくても、「為替レートアラート 無料」で検索するといろいろ出てきます。特に投資関連アプリは豊富なので高評価のものをダウンロードしてみては。
ちなみにTradingViewだと無料プランでアラートを1つ設定できます。
為替レート保証の適用期間内に入金する
トランスファーワイズで送金手続きを作成しただけでは、海外送金は完了しません。
せっかく有利なレートをつかんでも、期限内に入金しなければ無駄になってしまいます。為替レート保証の有効期限はよーく確認しましょう。

注意したいのは、あなたが振り込んだタイミングではなく、トランスファーワイズ側が入金確認したタイミングで為替レート保証を適用するか決まること。
運良く送金手続き時より有利なレートが適用されれば結果オーライですが、損する可能性も十分あります。トランスファーワイズへの入金はお早目に!
ただ、もし為替相場が自分に有利な方向に動いていたら、一旦送金手続きをキャンセルして、新しく送金を作成しちゃいましょう。私はいつもそれを何回も繰り返してます。(小声)
https://icameisawiwrote.com/transferwise-guide/
まとめ
\早速海外送金してみよう/