クリスマス前に子ども達とつくる「お菓子の家」。
北米では「ジンジャーブレッドハウス」の呼び方が一般的です。日本だと「ヘクセンハウス(ヘキセンハウス)」(ドイツ語由来)とも呼ばれますね。
もともと欧米の風習なので、私自身知らなかったことも多く、作る前後にいろいろと調べたのでわかったことをシェアします。
▶関連:現役ママが選んだ子ども向けクリスマス英語絵本おすすめ10選
Contents
クリスマスの「お菓子の家」はいつ作る?

はっきりとした決まりはありません。
調べたところ、早い人は11月下旬、ゆっくりな人はクリスマスイブやクリスマス当日に作るようです。
我が家は毎年市販キットを使って、子どもたちが冬休みに入ったら作ります。
クリスマスを過ぎてから「ジンジャーブレッドハウス完成!」とツイートする海外の人もいます。時間にゆとりがある時に楽しく作るのがベストかもしれません。
クリスマスの「お菓子の家」はいつ食べる?
「お菓子の家」を食べるタイミングはひとそれぞれ。
あえて言えば、クリスマス当日や12月26日以降に食べることが多いようです。
クッキーはひと口サイズにして容器に入れておくと、好きな時にポリポリ食べられます。
食べないで捨てる人もいる
お菓子の家は「クリスマスデコレーションのひとつ」と割り切っている人はクリスマス後に廃棄したり、砕いて鳥の餌にしています。
1か月近く飾っておいたお菓子を食べる気になれないのはちょっと分かります。
でも、食べものを捨てるのもったいないですよね。
クリスマスの「お菓子の家」の保存方法は?
「お菓子の家」に使うクッキーは水分が少なく、スパイスが入ってるので常温保存でも問題ありません。
- ダイニングテーブル
- キッチンカウンター
- リビングルーム
など、目立つところに飾って愛でましょう。
ただし、虫・ホコリ・こどものつまみ食いを防ぐため、乾燥剤と一緒にラップやアルミホイルで包んだり、ディスプレイケースに入れたりするときれいな状態を保てます。
クリスマスの「お菓子の家」は賞味期限は?
組み立てたお菓子の家は、乾燥した日かげの涼しい所に置いていれば、
市販キットのものは約1か月間
手作りのものは約1週間
はもちます。ただし、これはあくまで目安。
もともとクッキーは日持ちするのであまり心配いりません。でも、卵白いりのアイシングや、デコレーションの生クリームなどは念のため避けて食べましょう。
「お菓子の家」を食べるつもりなら、作るタイミングや保存方法に気をつけてくださいね。
クリスマスの「お菓子の家」の栄養価って?
カナダで売ってる市販キットの成分表を参考にのせます。

なぜか1/15キットの表示です。
カロリーと糖分が高い!
◆1箱分のカロリーは120calx15=1,800cal
これはほぼ成人女性の1日分の必要カロリー。
◆糖分の方は14gx15=210g
1日に必要な糖質は270gなので約80%が1箱のなかに含まれてます。
お菓子の家はダイエットの大敵! 一度に食べきらず、少しずついきましょう。

△このピーナッツに斜線がはいったマークは、「ピーナッツや木の実類を扱わない施設で製造」したという意味。
ナッツアレルギーのお子さんでも安心して触れたり食べたりできます。
クリスマスの「お菓子の家」の味は?

カナダの「ジンジャーブレッドハウス」は、
ご想像どおりとにかく甘いです。
上の写真のように、アイシングとキャンディをたっっっぷり使うので、本当に砂糖の味しかしません。
ジンジャークッキー自体はまだ食べられるんですが、美味しくはないです。(非常食という感じ)スパイスの風味が苦手な人は受け付けないんじゃないかな。
また、組み立て用につくられたクッキーなので、簡単にはくだけないくらい硬いです。
歯が弱い方や歯を治療中の方は無理して食べない方がいいかも。
歯の治療といえば、私カナダで奥歯を1本抜いたんです。カナダでの抜歯について興味ある方、よろしければお読みください。
お手軽!日本で買える「お菓子の家」キット
時短に役立つ「お菓子の家」キットをご紹介します。
お菓子メーカーの「お菓子の家」キット
お菓子やさんの「お菓子の家」キット
海外の「お菓子の家」キット
そのほかの「お菓子の家」キット
☆無印良品⇒ 自分でつくる 生地からつくる ヘクセンハウス / 自分でつくる 組み立てる ヘクセンハウス
☆イケア⇒ VINTERSAGA ヴィンテルサーガ ジンジャーブレッド ハウス
☆cotta.jp⇒ヘクセンハウスの生地つくり
これは必須!「お菓子の家」と一緒に欲しいクリスマスアイテム
◆クリスマスツリー
組み立てが簡単で、長く使用できる上質なクリスマスツリー。
◆クリスマスリース
見ているだけでウキウキする華やかなクリスマスリース。
◆クリスマスライト
チカチカしない、やわらかく包みこむようなクリスマスライト。
まとめ
クリスマス気分を盛り上げ、なにより子ども達がよろこぶ「お菓子の家」。
事前に食べるか、食べないかを決めておくと、作るタイミングや保存方法に悩まずに済みそうです。
お砂糖たっぷりなので、糖分が気になる人は観て楽しむだけにしといた方が無難ですね。
▶関連:現役ママが選んだ子ども向けクリスマス英語絵本おすすめ10選