最近スーパーへ行くたびに、お肉やお野菜が値上がりしていてびっくりですね。
収入は減ったor変わらないのに、物価上昇は加速してますもんね。本当に大変ですね…。
そこで、この記事ではカナダ在住16年目の筆者が実践しているとっておきの節約術をシェアします。ぜひ参考になさってください。
スーパーで役立つ食費節約アイデア
さっそくスーパーでのお買い物に役立つ食費節約術から見ていきます。
お買い物リストをつくる
まずは基本中の基本「お買い物リスト」の作成です。
お買い物リストは衝動買いを減らし、買い忘れを防止するためにめちゃくちゃ重要なので欠かさず作りましょう。
必要なものが決まっていると、店内の通路をダラダラと歩き回ることもなく、さっさと買い物を済ませられるメリットもあります。
自分の買い物バッグを持参する

お買い物に行く時はエコバッグを持参すると、お財布にも環境にも優しいですね。
スーパーのプラスチック袋は5セントなので、それほど気にしない方もいるかもしれません。でも週末のお買い物で毎回4袋買うと、1年間で約10ドルになります。
買い物バッグはせいぜい5ドル位なので、スーパーでプラスチック袋を購入するより断然コスパがいいです。
旬の野菜・フルーツを購入する

旬のものは値段が安い! 栄養価が高い! 味がいい! と良いことだらけ。
いちごやブルーベリーなどのベリー類は大量に買ってそのまま冷凍したり、ジャムを作ったりするカナダのご家庭は多いですよ。
買う前に商品をよく調べる
カナダのスーパーで卵を買う時は、ケースを開けて割れてないか1つ1つ念入りにチェックしましょう。
野菜やフルーツも傷んでないか、潰れてないか上下左右の全方向から確認します。カナダの店員さんは青果の扱いが雑ですから、買う側が気をつけて選びましょう。
常備品は大容量サイズ・まとめ買いする

いつも買う食品や消耗品はセール時にまとめ買い、または大容量サイズを購入しましょう。
洗剤、ハンドソープ、トイレットペーパー、ヘアケア商品、お米、缶詰め、調味料、お肉、冷凍野菜など…書ききれないくらいありますね。
チェストフリーザーがあると多めに買ったお肉やお魚、野菜、フルーツなんかを冷凍できます。6か月くらいは余裕で保存できるのでおすすめ。
チラシアプリで他店のセールを確認する
チラシアプリで一番人気があるのは、『Flipp』(フリップ)というアプリです。iPhoneでもAndroidスマホでも使えます。
Flippはスーパーだけでなく、ホームセンター、デパート、家電量販店のチラシを見られるので、Black Fridayなどのセール時期は特に重宝します。
また、プライスマッチ(※)をしてもらう時にも、レジでチラシアプリを見せるだけ。とても便利です。
プライスマッチ(Price Match)は、通常価格の商品を他店のセール価格(Price)に合わせる(Match)システムのことです。
電卓アプリを使用する

よくスーパーの売り場で、
“Buy Two, Get One 50% Off”“Buy One, Get One Free”
“10 for $10”
こんなサインを見かけませんか?「お得だな…」なんて、ダマされないでくださいね!
スマホの電卓アプリで1つ当たりいくらなのか計算してください。そして、本当に安い? 本当にこんなに必要?って自分に問いかけてみましょう。
本来1つで十分なのにセールだからと、必要以上にまとめ買いするのは、節約ではなく無駄遣いです。
ストアブランドを利用する
小売店の独自商品は、有名ブランド商品と比べて2~3割安いことが多いです。
価格以外に大きな違いがない場合、代替品としてストアブランドも検討してみましょう。
カナダで買えるストアブランド例
- Loblaw → President’s Choice・No Name
- Safeway → Compliments
- Save on Foods → Western Family
- Walmart → Great Value・Parent’s Choice・George・Equate
- Whole Foods Market → 365
クーポンを利用する
うっかり見落としがちですが、スーパーの店内はクーポン天国です。
必ずしも商品の前にクーポンがあるとは限りません。店の入り口や関連商品の売り場など、意外なところに置かれています。
レジで最初にクーポンを渡すと、キャッシャーの人が商品をスキャンするとき一緒に割引してくれます。(忘れてそうなら、「Can you scan the coupon, please?」とひと声かけましょう)
レシートを確認する

お買い物を終えたら、一刻も早く家に帰りたいですよね、よく分かります。
でもちょっと待って! お店を出る前にレシートをくまなくチェックするのを忘れないでください。
実は売り場の値札と、レシートの価格が違うことがちょいちょいあるんです。私の経験ではチラシが切り替わる金曜日に多いかな。
カスタマーサービスで「この商品、売り場では〇ドルでしたよ」と言うと、売り場の人が確認してくれます。
スーパー側のミスだと確認が取れたら、しっかり差額をもらいましょう。
キャッシュバック・アプリを使う

あなたはスーパーのレジでもらったレシートをそのまま捨ててませんか? もしそうなら、すっごくもったいないです!
キャッシュバック対象商品を買った時のレシートをカシャっとスマホカメラで撮ってアップロードするだけでお金になります。
支払いの最低金額に達したら、チェック送付、ギフトカードと交換、Paypalへの振込などをリクエストするだけ。超カンタン!
おすすめキャッシュバックアプリ
- Cashout 51
- Caddle
- Receipt Hog
- Swagbucks
とりあえずこの4つをおさえておきましょう。私は全部使ってます。
キャッシュバック・クレジットカードを使う

キャッシュバック機能がついたお得なクレジットカードでお買い物をすると、知らないうちにお金が戻ってきます。
1回のキャッシュバックは少額でも、長期間カードを使っていると意外と大きな額になっていてびっくりしますよ。
ひとりで買い物に行く
お買い物へはできるだけ1人で行きましょう。いや、これはマジで重要です。
こっちはお買い物リストとおりに買うもの買って早く店を出たいのに、誰かと一緒だとそうはいきませんから。
我が家の場合、夫や息子たちと一緒にスーパーへ行くと、私一人なら絶対買わない商品がカートにどんどん放り込まれていきます。
レジでお会計してびっくり!なんてことが過去に何度もありました。
お買い物はお一人様が一番です。
空腹で買い物に行かない

お買い物に出かける前に、おうちで軽く腹ごしらえしてください。
だって、お買い物って体力も思考力も使いますから。はらぺこで行くとお腹はなるし、頭は回らないしでいいことないです。
挙句の果てに、菓子パンやチョコレートなんか買っちゃうんですよね。(私のこと)
グラノラバーでもナッツでもカップケーキでも、とりあえずなにか食べてからスーパーへ向かいましょう。
季節商品はシーズン終了後に買う

毎年ある行事の関連商品は、その時期が過ぎてからセール品を買うのがお得です。
たとえば、クリスマス後はクリスマスライト、クリスマスツリー、クリスマス小物、チョコレート、グリーティングカードなどがめちゃくちゃ安くなります。
ハロウィン後なら、コスチュームやキャンディーが大幅値下げされます。
季節の小物やインテリアは1度買ったら、長い間使えるのがうれしいですね。
カナダの年中行事・イベント
- Valentine’s Day バレンタインデー
- St. Patrick’s Day セントパトリックス・デー
- Canada Day カナダデー
- Good Friday/Easter Monday グッドフライデー/イースターマンデー
- Thanksgiving Day サンクスギビングデー
- Halloween ハロウィン
- Christmas Day クリスマス
そのほかの食費節約アイデア
続いて、そのほかの食費節約につながるアイデアを見ていきます。
よく買う商品は定期購入を申し込む
食品や日用品の定期購入といえば、AmazonやWalmartが有名ですね。
「また買うの忘れちゃった!」ということの多い方に最適なサービスです。定期購入を申し込むと定価よりも5%-15%安く買えるのも魅力。
洗剤・ドッグフードなどの重たい商品、おむつ・ミルクなどの赤ちゃん用品はとくにおすすめです。
空きカンや空きビンを換金する
カナダでは缶、ビン、ペットボトルに入った商品を買うと「預り金(Deposit)」もレジで一緒に支払います。
そして、その預り金は空き容器を返却すると、ちゃんとあなたに換金(Refund)されます。
資源リサイクルを促進する制度なんですが、換金しないのは払い損になるので注意。
ちなみに、BC州ではスーパーやReturn-Itというリサイクリングセンターで換金できます。キレイに洗って持っていきましょう。
個人商店・地場スーパーをチェックする
チラシを出さないような個人商店、Farmer’s Market、地場スーパーへも時どき行ってみましょう。
小さなお店の方が大手スーパーより野菜・フルーツが安いことって結構ありますよ。
私は「Local」「BC」って書いてあると、「BC州の農家さん、頑張れ!」ってつい買っちゃいます。
まとめ:節約生活で物価上昇を乗り越えましょう!
今回はカナダ生活で実践できる食費節約術18選をお伝えしました。
節約生活は頑張りすぎるとストレスになるので、できるところからコツコツとやっていきましょう。
